Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の著作権【日本とアメリカ】
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Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の歌、曲は、昔に著作権の問題で裁判になった事がありました。現在では、ニュースなどを見ていても、曲や歌などの著作権に関して裁判になるという事はあまり聞きませんが、基本的には、昔と比べても著作権については、日々、少しずつでも厳しくなってきているのではないかと思います。
そこで、ここでは、日本とアメリカについてのHappy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の作詞と作曲がいつまで著作権で保護されているかについて紹介していきたいと思います。著作権じたいの紹介は別のページで詳しく紹介したいと思います。
Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の日本の著作権
日本においてのHappy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の著作権で作詞、作曲が保護される期間は、2007年5月22日までで著作権は消滅しているので、日本においてはもう著作権で保護は行われていない曲になります。
そもそも、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)などの歌の作詞、作曲については、原則としてベルヌ条約という世界的な条約によって、最低限の義務として、作詞や作曲をして曲や歌が出来てから、作詞や作曲をした人が死亡してから50年間は保護を行う事という取り決めが行われています。
日本においてもこのベルヌ条約によって、最低限でも50年間は、著作権などで保護されることになっています。そこで、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の著作権については、歌詞は、1999年5月22日までで、メロディー部分については、2007年5月22日まで著作権で保護されていました。
Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の場合には、実は、50年以上保護されています。なぜかと言いますと、ベルヌ条約の特定で戦争があったときには、戦時加算を行う事になっており、この戦時加算によって、3794日多く著作権の保護を受ける事になっていました。
Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)のアメリカの著作権
アメリカでのHappy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)は、もちろん著作権によて保護が行われています。日本よりも著作権については、厳しい取り組みが行われているので、アメリカの場合には、著作権切れになるのは、2030年まで著作権でで保護される事になっています。
元々は、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)は、1935年に著作権の登録が行われているので、1935年時点のアメリカの国内の法律では、1991年までしか著作権が保護されていませんでした。通常のアメリカの著作権は、通常の場合には28年で、さらに更新を行い延長させたとしても最大でも56年しか著作権でも保護は受けられません。
しかし、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)が出来た1935年当時と比べると、アメリカ国内では、様々な著作権に関する保護期間を厳しくする動きが出たこともあり、アメリカ国内においては、著作権の保護を行う期間の延長が行われるようになりました。
このような動きがあり、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)は、現在でも著作権の保護が行われており、現在、アメリカでは、アメリカ タイム・ワーナーが著作権を保有しているようです。
日本とアメリカの著作権に関する認識の違い
日本では、Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)の著作権は、作詞、作曲の両方において削除してしまいましたが、アメリカでは、現在でも2030年まで著作権の保護が行われていると言う点からもアメリカと日本の著作権に関する考え方の違いが理解できると思いました。
やはり、著作権などの知的な勝ちについては、日本よりもアメリカの方が厳しく守られて保護されているのが理解できると思います。